アイドルグループ「SKE48」の9人組ユニット「カミングフレーバー」が30日、名古屋ボトムラインで初単独ライブ「“せ~ので言おうぜ!”~観客一人だけの配信限定ライブ~」を行う。客席に観客を1人だけ入れて生配信するという異例のライブだ。

 当初は客席に多くのファンを入れてのライブを予定していたが、コロナ禍の影響もあって生配信で行うことに変更。それでもスペシャル企画として「ライブ参加抽選付き視聴券」購入者の中から抽選で1人(愛知県在住者限定)を会場に招待することにした。1人だけの観客には「ステージから6メートル離れた場所に座席を用意」「四方をビニールで覆われた座席に着席して鑑賞」「マスクとフェースシールド着用」「声を出しての応援は禁止」などの感染予防対策を講じた上でライブを行う。

 カミングフレーバーは青海ひな乃(19)、赤堀君江(18)、大谷悠妃(16)、鈴木愛菜(16)、田辺美月(19)、中野愛理(19)、西満里奈(20)、野村実代(17)、平田詩奈(21)の9人によるSKEの若手ユニット。22日には動画配信サービス「SHOWROOM」でメンバーが公開抽選を行い、1人だけとなる観客が選ばれた。

「会場の1名の方は自分の見たいところを楽しんでいただいて、私たちはいつ画面に映ってもいいように頑張るので(配信で見るファンの方は)画面の向こうから楽しんでいただければと思います」(青海)、「初めて聴く曲がもしかしたらあるかもですが、いい曲ばかりなので楽しみにしていてください」(中野)と初の単独ライブに向けてメンバーも気合十分だ。