2020年に芸能活動休止を発表した「Sexy Zone」のマリウス葉(22)が、欧州のコンサル会社に勤めているとされる件で、波紋が広がっている。

 マリウスは、体調不良を理由に20年11月に活動休止。だが休養中の今年4月、海外のコンサル会社のインスタグラムのアカウントに、オンライン会議に参加するマリウスとみられる画像が投稿されている。

 ネット上ではマリウスの退所説や引退説もささやかれるなか、肝心のジャニーズ事務所は今のところ静観を決め込んでいる。これにファンは気を揉んでいる。

 事務所が対応を先延ばしにしている理由の1つとして、ジャニーズ事務所の副社長を務める滝沢秀明氏の過去の副業騒動があるという。

 滝沢氏は、自身がアイドルを引退する前の2018年8月に、米ミネラルウォーターブランドの輸入販売元の会社の取締役に就任していたことを2021年に週刊誌に報じられた。

 週刊誌報道後、滝沢氏はすぐに役員から解任されたという。

 芸能プロ関係者は「ジャニーズは副業禁止。滝沢氏は所属タレントの進退について判断を下す側の人間。その当人が過去に副業疑惑が報じられたとあっては、動くに動けない。マリウスに関しては、契約更新のタイミングなどで、しれっと退所が発表されるだけではないか」と指摘する。

 ファンにとっては、モヤモヤした状況が続きそうだ。