山本太郎代表(47)率いるれいわ新選組は28日、衆院本会議で3月1日に決議が予定されているロシアによるウクライナ侵略を非難する決議に反対の声明を発表した。

 声明でれいわは「ロシア軍による侵略を最も強い言葉で非難し、即時に攻撃を停止し、部隊をロシア国内に撤収するよう強く求める立場である」としながらも非難決議に反対する理由は「一刻も早く異常な事態を終わらせようという具体性を伴った決議でなければ、また、言葉だけのやってる感を演出する決議になってしまう」と形式だけの決議は「必要ない、意味がない」とした。

 そのうえで、国会として政府に対し、「ウクライナ国民への人道支援や避難する人々を難民としての受け入れ」「核兵器の使用を示唆するプーチン大統領に日本の総理として強く撤回を求める」「原油高などの物価上昇により、生活や事業が圧迫される状況に対し、 消費税減税、ガソリン税0%、一律給付金」などを決議すべきとした。