MTV全盛期の1980年代にヒットした人気洋楽アーティストの有名楽曲を高樹リオ、藤井”ヤクハチ”康一、ZOOCOという3人の実力派ボーカリストがカバーするライブイベント「ディスカバーミュージック/エイティーズ・ワン・モア・タイム~音と映像に突入した時代の輝き~」が注目されている。
ジャンルを破壊したアレンジのカバーアルバム「ロックデッドストック」で知られるプロデュースチームDECEMBERSが主催した。
12月生まれの音楽評論家大伴良則氏とプロデューサーのK.INOJO氏がボーカリストの個性を活かす選曲。キーボードの青木庸和、ギタリストのSeki Show、パーカッションの中村順一がアレンジした演奏で、客を魅了した。
演奏もさることながら、大伴氏と出演ボーカリストの対談から飛び出す秘話にも会場は沸いた。多くの洋楽アーティストを日本に紹介し、メガヒットに導いたインフルエンサーだった大伴氏は、R&B歌手のチャカ・カーンから「ヨッシー」と呼ばれるなど慕われているという。
マドンナを最初にインタビューする際に何を話そうと緊張していたら、「日本のトイレ素晴らしい」とウォシュレットを絶賛されたという。また。1980年代を代表する美形ボーカリストとして知られたデッド・オア・アライヴのピート・バーンズに対してメイクの所用時間を訊ねたら、10分ほど沈黙に。
2月11日に昼夜2回六本木「音楽実験室 新世界」で開催され、2月17日には下北沢「ラウン(Lown)」で3回目が開催される。
「大伴さんは、秘話が豊富なので、毎回違うエピソードです。収録を音楽番組にしようという話も出ています」とK.INOJO氏は語る。
コロナ禍の中、開催まで難航したものの、制作支援金を支給する東京都の補助金「文化振興アートにエールを!東京プロジェクト(ステージ型)」を大伴氏が申請し、採択されたことで救われたようだ。












