岐阜競輪場で行われているGⅡ「第37回共同通信社杯」は17日、初日を開催した。18日は二次予選をメインに2日目が行われる。

 新山響平(27=青森)の気配が上々だ。初日、一次予選3Rは出色の打鐘カマシで出切ると、末脚の粘りを欠いて4着に沈んでも「いい時なら2着以内? そうですよね。でも、やりたい戦法ができたから」と悲観する様子はない。

 道中は後ろ攻めから動くことなく、中団の谷口遼平(27=三重)を先に動かし、その上を叩いた。押さえる手間を省いた一気カマシ。これには理由がある。

「脇本(雄太、32=福井)さんみたく、一回バンと踏んでそのスピードをキープする踏み方。あれがやりたかったんです。バックでもうスカスカでしたけど、踏みごたえがあったのは良かった。セッティングを見直せば行けそう」

 2024年のパリ五輪を目指しており、現在は活動拠点を伊豆に置いている。そこには脇本や新田祐大(35=福島)もおり両者の影響は絶大だ。「お2人の自転車を参考にしたりして。ハンガーを下げたら重心が下がり安定してコーナーで浮かなくなった」

 二次予選B・7Rは同郷の小原佑太(25=青森)の番手を回るサプライズ。自動番組ならでは組み合わせに「(竹内智彦もおり)ライン3車、しっかり決めたい!」と気を引き締め、持ち場をまっとうする。