大相撲秋場所(9月11日初日、東京・両国国技館)に向けて横綱照ノ富士(30=伊勢ヶ浜)が25日、出稽古で伊勢ヶ浜部屋に訪れた高安(32=田子ノ浦)らと汗を流した。

 高安や部屋の関取衆と計11番。その後のぶつかり稽古では高安に胸を出し、泥だらけになるまでかわいがった。充実の稽古を終え、横綱は「(高安とは)若い衆のときからよく稽古を一緒にしてきた仲なので。なかなかうちの部屋に出稽古に来る人は少ないですけど、こっちも稽古しようという気持ちになりましたね」と振り返った。

 互いに30代を迎え「2人とも昔みたいにガンガンやれる感じはない」と話すが、限られた番数でも相手の力を感じ取っていた。そんな元大関について、照ノ富士は「やっぱり圧力もありますし、よく稽古してますし、もう一回大関にという気持ちでやっていると思うので、頑張ってほしいなと思います」と語った。

 両ヒザに不安を抱えているだけに「できることをやっている」と強調する。それでもここまでは「順調に来ているんじゃないですかね」。あと2週間で体を仕上げるつもりだ。