スタートでつまずいた。大相撲春場所初日(9日、大阪府立体育会館)、大関カド番の琴桜(27=佐渡ヶ嶽)が、幕内若元春(31=荒汐)に寄り切られて黒星発進となった。
取組後の支度部屋では長い沈黙の後で「良くないんで、しっかり切り替えます」と言葉を絞り出した。1月の初場所で初の綱取りに挑むも、5勝10敗と大敗。自身初のカド番で迎えた初日、先場所の悪い流れを断ち切ることができなかった。
部屋付きで大関を指導する粂川審判長(元小結琴稲妻)は「立ち合いは良かったけど、相手四つ(左四つ)になってしまった。なすすべなしだった」と指摘。「先場所の悪い流れ? 本人がそう思って取ると、硬くなる。優勝しているし、大関なんだから。稽古はよくしていたし、自信を持っていければ」と奮起を促した。












