国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長(67)と各国際競技連盟(IF)の電話会議が25日に行われ、新型コロナウイルス禍で開催が危ぶまれる今年夏の東京五輪について議論された。

 会議は約2時間で終了。各IFのトップが集う中、バッハ会長からは開催への悲観的な発言は一切なく、出席者からも中止や延期を求める意見は出なかったという。また、各IFからは日本政府、東京都、大会組織委員会が練り上げたコロナ対策マニュアルの早期公表を求める声が挙がったという。

 なお、27日にはIOC理事会が開かれる予定。