恐れていた新型コロナウイルスの変異株がついに出現!? 米CNBCなどは9日、世界中で感染が爆発的に拡大しているオミクロン株と、重症化のリスクが高いデルタ株の特徴を併せ持つ新たな変異株が地中海の島国キプロスで確認されたと報じた。
デルタとオミクロンを組み合わせた「デルタクロン」と名付けられたこの変異株は、キプロス大学のコストリキス教授による研究チームが発見したもので、「オミクロン株と似た遺伝子的特徴と、デルタ株のゲノムを持つ」としている。
CNBCによると、同大の研究チームはこれまでデルタクロンに感染した25件の事例を確認したが、コストリキス教授はこの変異株による感染が広がっているのか、またどのような症状をもたらすかなどについて判断するには時期尚早だと述べた。
「果たしてこの変異株が重症化リスクを伴うのか、どれほど感染力が高いのか、また感染拡大するのかは注視する必要がある」と警戒感を示した。ただ、同教授は感染力の優勢なオミクロン株が、いずれデルタクロン株に置き換わるのではないかと推測する。
コストリキス教授のチームはデルタクロン株に関する研究報告書をすでに新型コロナウイルスのゲノムデータを共有する世界的組織「GISAID」に提供したとしている。
一方、フランス南部のマルセイユでも先週、オミクロン株に似た新型コロナの新たな変異型「B.1.640.2」が12件確認されたが、この変異に関連して世界保健機関(WHO)は「大きな脅威のように見えない」という見解を出した。












