まるで責任なすり付け…コロナめぐり福岡と佐賀にバトル勃発!?

2021年01月15日 06時15分

山口祥義佐賀県知事

 佐賀県知事の新型コロナウイルスをめぐる発言で、福岡県民が怒り心頭だ。

 佐賀県が13日に開いた対策本部会議の中で、県内の感染について「最近は、福岡由来が多く」なっている、と報告があった。山口祥義佐賀県知事は会議後のインタビューで、福岡県に緊急事態宣言が出ることを受けて佐賀県としてどんな対応を考えているか、と問われ「最近の陽性事例はほとんど福岡県由来でありますので、福岡との関係での不要不急の移動については、自粛をお願いしたい」と述べている。

 県のホームページでも「福岡県との不要不急の往来は自粛してください」「福岡県はもとより県外での会食は自粛してください」と佐賀県民に呼びかけるほどだ。

 ネットでは佐賀県知事の発言に怒る声が多く、「福岡由来」がネット検索のトレンドワードになっている。実際に福岡県出身の男性も「『由来』じゃ、福岡が悪いみたい。福岡県民が佐賀に行くことはあまりなくて、実態は佐賀県民が福岡に遊びや仕事でたくさん来ているんですよ。(佐賀東部の)基山や鳥栖は、福岡へ通勤通学する人ばっかですから。じゃあ佐賀県民は、佐賀から出なきゃいいじゃないですか」と反論する。

 佐賀県の対策本部会議でも福岡に近い「基山と鳥栖での感染が増加している」と報告されているのは事実だ。実は福岡と佐賀は県境がかなり複雑で、電車を例にとると、JR博多駅から出発して佐賀県に入って基山駅、鳥栖駅を通過。再び福岡県の久留米駅に出て、大牟田駅を経由し熊本県につながっている。

「福岡と佐賀は仲がいいので本気で怒っている人はいないと思いますが、佐賀県知事がまるで福岡に責任をなすり付けているようで嫌ですね」(前出の福岡県出身者)
「由来」ではなく「経由」が適当だったか? あくまで敵はコロナ。お互い気を付けよう、の精神で乗り越えたいところだ。

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