ボートレース平和島で開催中のSG「第35回グランプリ」と「グランプリシリーズ」は19日、5日目を開催。「グランプリシリーズ」は準優勝戦が行われた。

 8Rは深川真二(佐賀=46)がインからコンマ11の好スタートを決めると、そのまま押し切って優出一番乗り。2着には井口佳典(三重=43)との接戦を制した秦英悟(大阪=35)が入り、SG初出場で初優出を決めた。

 続く9Rは坂口周(三重=42)が2コースからトップスタートで先制すると、1マークで切れ味鋭いターンを繰り出し、差し快勝。インで粘った前本泰和(広島=48)が2着とした。

 10Rは予選トップ通過だった1号艇の池田浩二(愛知=42)がコンマ10のトップスタートを決めてイン逃げ圧勝。地元勢最後の砦となった石渡鉄兵(東京=46)が差し追走して2着を守った。

 この結果、最終日(20日)11Rで行われる「グランプリシリーズ」優勝戦の枠順は以下の通りとなった。

①池田浩二(愛知=42)
②深川真二(佐賀=46)
③坂口 周(三重=42)
④前本泰和(広島=48)
⑤秦 英悟(大阪=35)
⑥石渡鉄兵(東京=46)

 池田が勝てば通算10回目のSG制覇。坂口、秦、石渡の3人はSG初優勝に挑む。