格闘家の朝倉海(28)が、元RIZINバンタム級王者マネル・ケイプ(28)と対談を行った。

 ケイプは4月24日の「UFC Fight Night」に出場予定だったが、ドーピングテストで陽性となり、欠場。海は17日に自身のユーチューブチャンネルを更新し、ケイプの〝ドーピング問題〟の真相に迫った。

 ケイプによると、ドーピングテストが行われたのは試合の数日前で、体内から禁止薬物の「トゥリナボル」がごく微量検出されたという。

 ポイントはこのトゥリナボルで、筋肉増強や体重を増やす効果があるという。

 ケイプは「その日は減量真っ只中だった。そんななか、ステロイドのようなドラッグは摂取できない。筋肉がついて体重が増えてしまう」と告白。減量中に絶対摂取しない成分が検出されたことで、自身の潔白を主張した。

 その上で「UFCと契約してからすでに20回以上はドーピングテストを受けている。ひと月に複数回ドーピングテストがある。今回はおかしい。体内にどのように入ったのか全くわからない。誰かのが混入したかもしれない」と話した。

 ケイプはその後、別のドーピングテストで陰性だった。UFC側もアクシデントという解釈で、ケイプのために6月11日にシンガポールで開催予定の「UFC 275」でメイン試合を用意。相手はUFCランキング8位のホジェリオ・ボントリンだという。

 ケイプは「一部の人はSNSでいろんなことを言っている。でも私は気にしていない。人にどのように見られるかではなく、自分が何をしているかなんだ」と力強く語った。

 海もケイプの主張にうなずき「1番減量している時期に検査をして、検出されたその物質がカラダを大きくするための物質だから、その時期に使うはずがない。だから、ケイプ自体が意図的に使ってたわけではなく、ほかの人のものが間違って入っちゃった可能性があるってこと」とコメント。

 動画にケイプを出演させた理由について、海は「(一報だけ見ると)ケイプが反則をしたんじゃないか、ずっと悪いことをしてたんじゃないかって勘違いしていた人もいたと思うんですけど『それは違うよ』っていうのを、僕の方からもちょっと伝えたいなと思った」と語った。

 2人は2019年大みそかのRIZINのリングでベルトを賭けて激突。王者の海がTKO負けを喫している。