世界王者タイソン・フューリーがスポーツ史上初の〝怪挙〟「ドレイクの呪い」を破った!

2021年10月11日 21時59分

「ドレイクの呪い」を破りタイトルを防衛したタイソン・フューリー(ロイター)
「ドレイクの呪い」を破りタイトルを防衛したタイソン・フューリー(ロイター)

 WBC世界ヘビー級王者タイソン・フューリー(33=英国)が「ドレイクの呪い」に打ち勝ったと話題を集めている。

 9日のタイトルマッチで、同級1位デオンテイ・ワイルダー(米国)を相手に、大激闘の末に劇的なKO勝ち。歴史に残る名勝負を展開し大きく評価を高めたが、もう一つの大きな〝勝利〟があった。それはアスリートたちを悲劇のドン底に落としてきた「ドレイクの呪い」も破ったのだ。

 カナダ出身の超人気ラッパー、ドレイク(34)は出す曲すべてが大当たりで、9月にリリースした新アルバムも当然のように大ヒット。同アルバムの収録曲が米ビルボードのシングルチャートトップ10に9曲同時にチャートインするという史上初の大記録を打ち立てた。世界の歌姫リアーナの元カレでもある一方、人気者の宿命なのか「ディス」の標的やジョークのネタになることも多く、隠し子騒動やゴーストライター疑惑にも巻き込まれてきた。
 
 そうした中の一つが、アスリートやスポーツチームがドレイクに応援されたり、ドレイクと写真を撮ったりすると、試合に必ず負けるという「ドレイクの呪い」だ。米人気ヒップサイト「XXL」によれば、アメフトのアラバマ大学、女子テニスのセリーナ・ウィリアムズ、UFCファイターのコナー・マクレガー、バスケットボールのケンタッキー大学などが呪いの〝被害〟に遭ってきたという。

 2年前には、欧州サッカーで選手がドレイクと2ショット写真を撮ると、所属チームが次々に負けるという奇怪な騒ぎが起きた。あまりの事態に、イタリア1部ローマはドレイクとの2ショット撮影を禁止したと報じられたほどだった。

 そんなドレイクがタイトルマッチの数日前に自身のSNSに動画を投稿し、王者フューリーへの支持を表明。「ジプシーキング(フューリーの異名)、ボクシング界で一番怖い男。今週末の幸運を祈っているよ。君には伝説を引き継いでほしい。オレたちは君を誇りに思っている」などと呪文…いや、熱烈なエールを送ったのだ。
 
 こうなると結果は見えていたはずだったが…フューリーはジンクスの餌食にならず歴史的名勝負に大勝利。試合後は自身のインスタグラムのストーリーに「呪い? そんなもんないんだよ」と泣き笑いの絵文字とともに投稿。さらには、ドレイクの動画を引用した上で「ジプシーキングが呪いを破ったぜ」と記し、史上初の〝怪挙〟を誇ってみせた。

 画面の下には「すべてのサポートに感謝する」の書き込み。これには、ドレイクが一番ホッとしているかもしれない。

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