【ベラトール】堀口恭司〝衝撃の失神KO負け〟なぜ起きた?青木真也が大真面目に解説

2021年12月06日 05時15分

終始有利に進めた堀口だったが…(C)BELLATOR MMA
終始有利に進めた堀口だったが…(C)BELLATOR MMA

〝史上最強のメイド・イン・ジャパン〟に何があったのか――。3日の米総合格闘技イベント「ベラトール272」で、セルジオ・ぺティス(28=米国)のベラトール世界バンタム級王座に挑戦したRIZIN同級王者の堀口恭司(31)が、衝撃の失神KO負けを喫した。日本中の格闘技ファンが言葉を失ったこの事態はなぜ起きたのか。4日のK―1大阪大会も含め、〝バカサバイバー〟青木真也(38)に見解を聞いた。

 3ラウンド(R)まで試合を支配していた堀口だったが、4Rにハイキックをくぐって距離を詰めたところでバックハンドブローをあごにヒットされ失神。逆転のKO負けだった。

 敗戦の原因を青木は「まさに好事魔多し。プロレスで言うと、勝ってたのに最後にガットショット(トーキック)から丸め込まれたというか、アンクルを取ったらシューズが脱げたというか…」とした上で、こう声をしゃがれさせる。

「ポイントゲームの〝アメリカ流格闘技〟だから起きたんですよ。向こうは1Rごとにポイントをつけて、5R中3R取ったら勝ち。堀口は3Rとも取っていたから、本来はもうセーフティーゲームだった。それは陣営も堀口自身も分かっていたはず。だから残りは逃げてもよかったけど、堀口はむしろ距離を詰めた」

 勝ちをほぼ手中にしながら、なぜなおも攻めたのか。青木は「性格的なこともあるんだろうけど、俺が思うに最初に向き合った瞬間に『いける』って思ったんじゃないかなあ。そういう瞬間ってあるんだよ。で、その直感通り3Rとも取れたから『5タテしよう』と思ったんじゃないか。大会自体、堀口の〝お披露目会〟的なものでもあったし。本来(得意な)距離も堀口の方が遠いのに4Rから詰めたから」と分析する。

 さらに「でも、これで面白くなったよね。普通に(ベルトを)取るより。来年(ベラトールのバンタム級)GPに出るんでしょ? RENAもそうだけど、そういう星の下に生まれた選手っているんだよ。練習と対策をしてもう一回やれば必ず勝てるから、俺たちは素直にこれからの堀口恭司を楽しめばいいんですよ」と続けた。

 珍しく真面目な様子にこちらが面食らっていると、青木は「ところで昨日の石井さんだけど…」と4日のK―1大阪大会でRUIに判定勝ちした石井慧について言及。「KOできなかったけど、やっぱりMMA(総合格闘技)のパンチなんだよね。組み付くためのパンチというか。そこを改善していかないと。でも、元気そうで何より」

 さらにK―1ラストマッチで和島大海にKO負けした木村〝フィリップ〟ミノルについては「試合が1年あくと難しいよね。次? 俺の知人のプロデューサーKに相談したらいい。そんなことより東スポ、悪口ばっかり書いてると取材拒否されるぞ」と謎の言葉を残し取材を打ち切った。

 なお、青木からの指摘を伝え聞いた石井は「その通りなんですよ。だからこの僕を青木再生工場で再生、やれんのかい?」と返答したが…。

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