ヘンリー王子が18日、米ニューヨークの国連本部で行った演説で、米連邦最高裁判所が人工妊娠中絶の憲法上の権利を無効としたことに危機感を示したことに、米国の保守派が反発。「坊ちゃん、国に帰りなさい」など、SNSでは辛らつなコメントが寄せられている。米FOXニュースが19日伝えた。
演説の中でヘンリー王子は、米連邦最高裁が先月24日、人工妊娠中絶を憲法で保障された権利として認めない判決を下したことを示唆し、「米国では憲法上の権利が弱められている」と批判したのだ。
これに腹を立てた米保守派の論客たちはヘンリー王子を口撃。コラミストのエディ・ジッパーラー氏は、「生まれた時に授けられた貴族の称号に人生の全てを依存しているなら、民主主義と自由について説教するのは是非ご遠慮下さい」とツイート。米作家ネッド・リュン氏は、「坊ちゃん、国に帰りなさい」と発信し、総合格闘技団体UFCの米格闘家ティム・ケネディは「英国から来た王子様がアメリカ人に銃の所持をやめろってさ」とつぶやいた。
また、保守派の作家で弁護士のイリヤ・シャピロ氏は「1・なぜ彼が国連で演説したのか? 2・なぜ彼は自分が何も知らないことをスピーチしたのか? 3・たぶんナチスのコスプレをしていた方がいいのかも」と厳しい批判をツイッターに投稿した。ナチスのコスプレとは、王子が2005年、友人の誕生日の仮装パーティーにナチスの制服姿で出席している姿が新聞に掲載され、謝罪に追いやられた騒ぎのことだ。
そんな中、故サッチャー英首相の補佐官を務めた英ジャーナリスト、ナイル・ガーディナー氏は、ヘンリー王子が妻メーガン妃の指示で〝プロパガンダ〟を拡散しているとして批判。「ヘンリー王子はますますメーガン・マークルの極左的政治活動の代弁者に成り下がっている。かつての人気者が落ちぶれる悲惨さだ」とツイート。
「彼は政治的な攻撃に加担し、米国で英王室のイメージを傷つけ、自ら王室を弱体化させている」と続けた。












