お笑いコンビ「おぎやはぎ」が25日に公開されたテレビプロデューサー・佐久間宣行氏のユーチューブ動画に出演。引退した人気モデルとの間で起きた〝放送事故〟の舞台裏を明かした。

 おぎやはぎと佐久間氏は20年以上仕事を続ける盟友関係。佐久間氏は2人との思い出を振り返る中で、2003年10月から04年3月に放送された深夜のバラエティー番組「大人のコンソメ」(テレビ東京)で起きた岩佐真悠子さんとの〝マジバトル〟について触れた。

 事件は同番組の「ブルードラゴン」というコーナーで起きた。相手を口撃して屈服させ、目の前に用意された青汁を飲ませることが出来るかどうかを競ったが、小木博明と岩佐さんは番組であることを忘れてマジゲンカ。小木が岩佐さんに暴言を連発したのち、ダンマリを決め込み、岩佐さんも負けじと無言を貫いた。その間、およそ1時間! 最終的には痺れを切らした小木が青汁を飲み、岩佐さんの勝利となったが、1時間互いにひと言も発しないサマは〝放送事故〟でしかなかった。

 佐久間氏はこれを「史上最低の収録」と断言。「本当に口喧嘩して嫌いあって、後半1時間誰も喋らないという…」と補足すると、小木も「そう、そう」と苦笑。

 矢作は「あの時、岩佐真悠子が俺んとこ来て、小声で『マジやっていいっすか!?』って言ってきた」と、まさに一触即発だったことを明かした。

 大変だったのは編集作業で、佐久間氏が何とかバラエティーとして耐えうる内容に仕上げたという。オンエア見た小木は「助かった~と思った」。矢作も「あれを面白くできるのは…魔法使いですか?」と佐久間氏を称賛した。

 なお、岩佐さんは2020年10月に芸能界を引退。その際「介護の仕事に携わりたい」とコメントを発表している。