NHKが大揺れだ。10日、文春デジタルや月刊「文藝春秋」が「紅白も打ち切りになる方向 NHK職員が前田会長の〝強引な改革に猛反発〟」と題した記事を掲載。NHKの職員有志一同が同局の前田晃伸会長(77)の改革路線に異議を申し立てたという。

 NHKでは前田会長の方針に未来が描けずに職員の退職、転職が相次いでいるといい、紅白歌合戦も打ち切りの方向で進められていると報じている。

 これに元NHK職員でもあるNHK党の立花孝志党首(54)が10日、自身の公式ユーチューブチャンネルを更新。前田会長の改革路線を支持した。

 立花氏は「職員十数人が有志という形で前田会長を批判しているが、腐りきった労働組合の人という感じそのもの。前田会長は素晴らしい改革をしていて、2年前にNHK集金人の戸別訪問をやめるといって、来年10月から訪問が止まる。英断されたのは前田会長」とその手腕を称賛。

 長寿番組だった「ガッテン」や「バラエティー生活笑百科」などが打ち切りになる中、紅白歌合戦もリストに入っているという。

 立花氏は「昭和のころは娯楽番組もNHKがつくらないといけなかったが、今は年末に歌手を集めて、紅白をやらなくても娯楽はたくさんある」と主張。

 職員の退職、転職についても「入局したら63歳まで定年が保障され、定年後も渡りで下の会社に天下っていく組織制度を今の若者たちは望んでいない。特にテレビ、NHKは未来がないから若手・中堅の職員が辞めている。もっと改革をしないといけない。テレビとネットの融合を行い、もっと愛されるNHKにしないといけない。外からですが、前田会長の改革を応援していきます」と立花氏は結んだ。