お笑いトリオ「ダチョウ倶楽部」が25日、都内で大王製紙のブランド「エリエール」がスタートする「えがおにタッチPROJECT」発表会に出席した。

 コロナ禍により、ダチョウにも多大な影響が出ている。熱々おでん、熱湯風呂などのギャグが披露しづらい状況が続いているのだ。リーダーの肥後克広は「ダチョウ倶楽部のネタは、ギャグもくっついてやるし、声を張る芸が多いから密なんです。でも、冷静に離れてやると、おでん芸も熱湯風呂も面白くないのがバレるんだよ(笑い)。熱湯風呂をマスクでやって、息ができなくて死にそうになったこともあるしね」

 上島竜兵も「ケンカしてもキスができないし、熱湯風呂での押すなよも近づけないので、さすまたで押されたこともあった。商売あがったりだよ」と漏らした。

 この日はコロナ禍仕様にバージョンアップしたあのギャグを披露した。イベント中に上島と寺門ジモンがケンカを始め、仲直りのキスをしようとした時だ。肥後が「その展開はまだ早い」と2人の唇の間にサッとアクリル板を差し込み、〝濃厚接触〟を回避したのだ。

 上島は「くそぉ、でもアクリル板越しのキスも良かったよ」となぜか照れていた。