グランジロックの教祖的バンド、ニルヴァーナの代表曲「スメルズ・ライク・ティーン・スピリット」のミュージックビデオで、1994年に亡くなった故カート・コバーン(享年27)が弾いているエレキギターが、史上初めてオークションにかけられることが11日(日本時間12日)に分かった。複数の海外メディアが報じた。

 このギターは、左利きの69年製フェンダームスタングのレイクプラシッドブルーの仕様。ツアーでも何度か使用された。オークションは5月20日から22日までニューヨークのハードロックカフェで開催される「ジュリアンズオークション」のイベントの一環として開催される。

 落札予想価格は60万ドルから80万ドル(約7520万円~約1億円)とされており、一部では100万ドルを突破するのではないかという見方も出ている。

 他にもカートの愛車だった65年製スカイブルーのダッジダートやアートワークなども出品される予定。アイテムの売上金の一部は、NFLインディアナポリス・コルツのオーナー、ジム・アーセイ氏が設立したメンタルヘルス関連の慈善団体「キッキング・ザ・スティグマ」を支援するために使われるという。

 カートは生前、ギター専門誌のインタビューで「僕は左利きなんだけど、リーズナブルで高品質な左利き用ギターを見つけるのは容易なことじゃないじゃない。世界中のギターの中で、フェンダー・ムスタングが一番好きなんだ」と語っていた。