元「雨上がり決死隊」の宮迫博之が25日、自身のユーチューブチャンネルを更新し「牛宮城に関してお詫びとご報告」と題して、一部で報道された食品偽装疑惑について釈明した。

 メニュー表等に表記されている「雌牛のみを使用」と書かれているにも関わらず去勢した雄牛を使用しているという指摘について宮迫は「仕入れ担当に確認したところ実際にメニュー表記と異なる去勢した雄牛を使用しているということが判明致しました」と強張った表情で話した。

 同席したガネーシャグループ社長の本田大輝氏が詳細を説明し、「組織として管理が徹底できておりませんでした」と認めた。

 また店舗内で再調査を行いメニュー等に記載されている30か月以上飼育されている牛という点も遵守できてないことが判明したことを明かした。

「今後はコンプライアンスを意識した組織体制を作るよう心がけるとともに、お客様に安心して召し上がっていただけるよう再発防止に努めてまいります。誠に申し訳ございませんでした」と2人で頭を下げた。

 オーストラリア産牛を和牛と偽って提供している、A5ランクではないという点については仕入れ業者に確認し「そのような事実はまったくございません。去勢された雄牛であっても等級はA5ランクでございました」と否定した。

 宮迫は今後の対策について「牛宮城では30か月飼育と雌牛のみという表現を取りやめさせていただきたいと思っております」と話した。

 続けて「今後、牛宮城はお客様に美味しいお肉を召し上がっていただくことが最優先のコンセプトがございますので、去勢した雄牛であっても30か月未満の牛であっても、その時入った一番おいしいものをお客さんに食べていただきたいので、そのお肉を使うことも今後はあります」と話した。