元宮崎県知事でタレントの東国原英夫(64)が27日、「ゴゴスマ」(TBS系)にリモート出演し、新型コロナの抗原検査キットが品薄状態になっていることに政府の無策を嘆いた。

 東国原は24日に同番組に出演し、タレントの大久保佳代子(50)と共演。その後、大久保はコロナ陽性が判明していた。番組側は東国原に対して、濃厚接触者には当たらないと判断したが、東国原は自主的に検査を受けようとしたという。

「自治体の検査センター調べたがどこも予約一杯。抗原検査キットを買いに行ったが、10軒回って、やっと1軒。2時間かかった。検査体制どうなっているんだと。PCR検査も抗原検査も。経済回すというのなら検査とワクチンはパッケージ。そういったところが不足していて、なぜ経済を回すと言えるのか」と東国原は怒気を含ませた。

 さらに「検査キットが足りない今、重症者、基礎疾患を持つ人だけに医療資源を集中しましょうと、いまこの時点でやっている政府はなんなんだと思いましたね」と他の先進国と比べ、見劣りする検査体制も挙げ、改善を訴えた。

 最後に体調については「抗原検査は陰性だったが、これから自治体のPCR検査をまたアクセスしたいと思います」と語った。