昨年の大みそかに放送された「第72回NHK紅白歌合戦」の視聴率が史上最低を更新した。番組前半は31・5%で前年比2・7ポイント減、後半は34・3%と、これまでワーストだった2019年の37・3%から3ポイントも下げてしまった。
「瞬間最高でも、一度も40%に届かなかったのは史上初めて。これは終盤に向けて盛り上がる構成ではなかったことの証明です。つまりは〝サプライズ〟を出せなかったということです」(芸能関係者)
コロナ禍で公共放送の歌合戦。視聴者からは抗議の声も届いており、NHKサイドはキャスティングに尽力するよりも、感染防止策の徹底を重視せざるを得なかったという。
もっとも、紅白の裏で民放首位を11年続けた日本テレビ系「絶対に笑ってはいけない」シリーズが休止。代わりに放送された「笑って年越したい! 笑う大晦日」は第1部7・2%、第2部は5・6%と〝大爆死〟だった。
「ライバルだった『絶対に笑ってはいけない』がなかったので、紅白に視聴者が流れてくると局内では見られていた。だから史上最低だったことに少なからず動揺が走っている」(NHK関係者)
本番数日前には愛娘・神田沙也加さん(享年35)を亡くした松田聖子(59)が出演を辞退した。
「沙也加さんが急逝したショックから辞退したと報道されましたが、聖子さんは当初は『娘のためにも歌いたい』と前向きで、周囲も動き出していた。しかし、それを察知した一部メディアが『紅白出場へ』と報じたことで風向きが変わった。ネット上にはかなり辛らつな声もあり、そうした状況を踏まえ、NHKと聖子さんサイドが話し合い、最終的に聖子さんが辞退を決断したそうです」(前同)
もしステージに立っていたら、とんでもない瞬間最高視聴率を叩き出していただろうが…。
NHKは昨年の反省点をあぶり出し、今年の紅白に向けて動き出しているという。(視聴率は関東地区、ビデオリサーチ調べ)












