昨年末に乃木坂46を卒業した生田絵梨花(24)が6日、自身の公式サイトを開設し、今月から太田プロダクションに所属したことを報告。「今まで育った場所から旅立ち、新たな場所で、新たな夢に向かって走り出したいと思います」などとつづった。

 乃木坂46の1期生として全28枚のシングルのうち27作で選抜入りし、人気メンバーとして活躍。歌唱力にも定評があり、「レ・ミゼラブル」など本格ミュージカルに多数出演。2019年に「菊田一夫演劇賞」を受賞。すでに5月上演のミュージカル「四月は君の嘘」への出演も決まっている。

 所属する太田プロには大島優子、指原莉乃らAKB48グループ出身者が所属しているが、乃木坂46のメンバーや卒業生が所属するのは初だ。

「ファンからは所属先について意外と捉える向きもあるが、実は乃木坂46に加入する前に太田プロに所属していた。いわば古巣に帰ってきた形で、のびのびとソロ活動できるはず。昨年12月に行われた生田の卒業コンサートに多くの事務所スタッフが足を運び、成長ぶりに目を細めていました」(芸能プロ関係者)

 幼少期からピアノを習い始め、全国コンクールでも入選。テレビ番組でも披露してきた腕前は芸能界トップクラスだ。

 女優業での活躍が期待されているが、生田自身は「歌もやりたい」と意欲を見せており、水面下では歌手デビューも模索されているという。

 それだけではない。同事務所には有吉弘行、劇団ひとり、土田晃之、ダチョウ倶楽部ら人気お笑い芸人がおり、バラエティーでも意外な存在感を発揮しそうなのだ。

「番組で大量の激辛わさびが入った寿司を表情を変えず完食し、有田哲平らを驚かせた。笑いを取ることに貪欲なんです」(前同)

 全方位タレントとして重宝されそうだ。