アイドルグループ「SPEED」の元メンバーである自民党の今井絵理子参院議員(38)が、来年の参院選で改選を迎える。タレント議員がぶち当たる〝2期目の壁〟を破ることができるのか。
2016年の参院選で当選した今井氏は、すでに参院選の比例代表候補に公認され、準備を進めている。8日に都内で開かれた、自身初の政治資金パーティーもその一環で、SPEED時代からのファンが多く詰めかけ、沖縄のエイサー(踊り)から始まり、今井氏自らダンスを披露する盛況となった。
今井氏は、内閣府政務官や党国対副委員長に起用されるなど〝王道教育〟を施されている。会の発起人代表を務めた麻生太郎副総裁は「存在感を示せるまでになった。一回ぽっきりのタレント議員はいっぱいいるが、2回、3回と支援(の声が)あるのはなかなか」と期待を寄せた。
麻生氏の言う通り、タレント議員は1回目の選挙は知名度を武器に当選できても、2回目の選挙では風がやみ苦戦するケースが多い。自民党の三原じゅん子参院議員は比例代表から選挙区へとくら替えすれば、民主党で当選した谷亮子氏は再選は難しいとみて、2回目は出馬しなかった。
自民党関係者は「今井氏は当選した時、32万票集めたが、次はそこまで望めない。スキャンダルで期待を裏切ったこともあって、現状では正直、当落線上でしょう。無党派層よりも組織票をどこまで積み重ねることができるか」と指摘する。
今井氏は障害者支援や沖縄振興などを強みとするが、ここにきてプロレス業界からも熱視線を送られている。聴覚障害を持つ息子の札夢(17)が昨年、プロレスデビューし、レスラーになって1年を迎えた。
母親として応援する中、もともとプロレスファンでもあり、超党派の「格闘技(プロレス・総合格闘技等)振興議員連盟」に参加。同連盟の会長だった馳浩氏が議員バッジを外したことで、党内での窓口にもなっている。
会にも女子プロレスラーの伊藤薫や礼夢の同僚レスラーが駆け付け、激励した。今井氏の再選のカギを握るのはプロレス界かもしれない?












