元SKE48・山田樹奈に有罪判決 2か月卒業遅かったら「結果違った」の声

2021年12月03日 05時15分

猶予判決の山田樹奈被告(東スポWeb)
猶予判決の山田樹奈被告(東スポWeb)

 外国為替相場の値動きを予想して投資するバイナリーオプションのアドバイスを名目に金をだまし取ったとして、詐欺などの罪に問われていたアイドルグループ「SKE48」の元メンバー・山田樹奈被告(23)に対し、名古屋地裁(辛島明裁判官)は2日、懲役1年6月、執行猶予4年(求刑懲役1年6月)の判決を言い渡した。

 元アイドルがうその投資指南で複数の男性から現金計250万円を搾取したこの事件で、改めてクローズアップされたのがアイドルのセカンドキャリア問題だ。

 事件当時、山田被告は主犯の車舘宙生被告(25)とのつながりを断ちたいと思っていたが、報復を恐れて従属的な立場で犯行に関わってしまったという。

「卒業したアイドルにイベントなどの話を持ちかけて近づこうとする輩はいます。中には筋の悪い連中も混じっている」(芸能プロ関係者)

 アイドルを辞めた後、新しい職場環境や人間関係をどう作っていくか。すべてのアイドルにとって大きな問題といえそうだ。

 実はSKE48の運営会社「ゼスト」は、アイドル卒業後の生活設計支援を積極的に行っている。ゼストの親会社「KeyHolder」が2019年3月に芸能事務所「AKS」からSKE48を買収した際、まず宣言したのが「メンバーがSKEを卒業した後、困ることがないようにセカンドキャリアの応援もしていく」ということだった。

 山田被告とSKE48で同期だったメンバーの1人は、今年5月にグループを卒業するとそのままゼストに入社。現在は所属アーティストのプロモーション活動を行っている。また6月に卒業した野島樺乃は、ゼスト所属のまま4人組女性ボーカルグループ「et-and-」のメンバーとして再スタート。12月に卒業する杉山愛佳は、ゼストが経営するミュージック・スクールでダンス講師などをしていく予定だ。

 ゼスト関係者によると「卒業したらサヨナラではなく、辞めた後のこともできるだけ相談しながらいい方向に持っていけるよう協力していきたい」という。

 山田被告がSKE48を卒業したのは19年1月で運営会社がゼストに変わる2か月前だった。ゼストになってから卒業していれば、違った結末になっていた可能性も…。今回の判決を受けてファンの間からは「セカンドキャリア支援をこれからもどんどん積極的にやってほしい」という声が上がっている。

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