立憲民主党の枝野幸男代表(57)が23日、東京・千代田区の党本部で、本紙を始め在京スポーツ紙6紙の取材に応じた。衆院選(31日投開票)の手応え、立民本部コーディネーターとして選挙応援で活躍中の元「モーニング娘」市井紗耶香氏(37)の存在、そして東スポ読者が気になるアノ話題について大いに語った――。

 枝野氏はこの日、街頭演説「#立憲大作戦2021 in 銀座」の終了後、選挙中盤戦までの手応えを「各地で人の集まり方、集まっていただいた人の熱気、想定を超える反応をいただいている」と振り返り、後半戦についてこう語った。

「私たちが、いま政治に声が届いていないみなさんの声に、寄り添うことができるのか訴えていきたい」

 市井氏は衆院選で華やかな芸能活動から一転、立民候補者たちの応援で全国を駆けめぐっている。

 枝野氏は「知名度がある方です。ただそれだけじゃなくて、この2年ぐらい、地に足をつけて、特に女性の子育て、家庭の問題などをきめ細かく(有権者から)聞いて、それを発信する。応援に呼ぶ方も我々が大事にしている〝草の根の声〟というものをですね、(市井氏が)伝えてくれて大変喜んでいます」と評価した。

 本紙恒例、未確認飛行物体(UFO)の存在についても聞いた。

 岸田文雄首相(64)は昨年9月の総裁選に立候補した際「UFOとか、私たちが知らない生命体や生物がいてもそれはおかしくないと思います」と答えている。

 枝野氏は「(UFOが)存在する証拠もないし、存在しない証拠もない。ということは、危機管理として、存在する可能性がある前提で対応するのが、危機管理だと思っているので。存在する可能性があるということでないと、いけないと思っています」と語った。

 つまり岸田氏、枝野氏の与野党トップがともにUFO“肯定派”ということか。

 これに枝野氏は「そうすると肯定派なんですね(笑)。UFOが存在すると、おそらく日本中が、社会がリスクになっちゃうんで。リスクについては、リスク高い方で想定するということです。ただし、どう想定して準備していいかはよくわかりませんから、意識していくというぐらいですかね」と答えた。

 いよいよ選挙も後半戦。残り7日で日本の将来が決まる――。