衆院解散で山尾志桜里氏が失職 花束受け取り記念写真「ありがとうございました」

2021年10月14日 16時12分

議員ではなくなった山尾志桜里氏
議員ではなくなった山尾志桜里氏

 岸田文雄内閣は14日午後、衆院を解散した。総選挙は19日公示、31日投開票となる見込み。

 解散で国会議員でなくなる人も多い。国民民主党の山尾志桜里氏(47)もその一人だ。

 同氏は今年6月、自身のユーチューブチャンネルで「今回の任期で政治家としての一区切り」として、衆院選不出馬を宣言。立憲的改憲や人権問題を確たるものにするために「政治という磁場から離れた方がよりよく実現できると思うようになった」と説明した。

 山尾氏はミュージカル「アニー」で初代アニー役を演じ、検察官として活躍した後、2009年の衆議院議員選挙に当時の民主党から愛知7区で出馬し、初当選。「保育園落ちた日本死ね」という匿名ブログを取り上げ、待機児童問題を追及し、一躍その名を馳せた。

 他方で民進党所属だった2016年には事務所経費として200万円超のガソリン代(地球5周分)を支出していた問題で、元秘書の不正利用を認めて謝罪し、ネット民から「ガソリーヌ」の異名を頂戴。さらに倉持麟太郎弁護士との不適切な関係を週刊誌で報じられ、17年の衆院選前に民進党を離党。その後、立憲民主党に入党したが、20年に再び離党し、国民民主党に移った。

 今年4月には国会議員に支給されるJRのパスを私的な用途に使っていたと報道されてツイッターなどで謝罪していた。

 山尾氏は前日13日にツイッターで〝仕事納め〟を報告。

「共同会長として参加する最後の人権外交議連。人権DD法案を託すことができました。これまで中国問題から距離を置いていた左派と、普遍的人権という価値観から距離を置いてきた右派が、中国の人権問題を通じて超党派で協力する枠組み。議員生活の終盤で、この議連活動に関わることができて光栄でした!」

 続くツイートで「ラストで花束まで頂いて。。。これからもIPAC(国際議連)との橋渡しなど事務局としてサポートできれば幸いです。対中非難決議、人権制裁法そして人権DD法と、待ったなしの課題解決を心から願っています。中谷元議員はじめ、役員・メンバー・スタッフの皆さん本当にありがとうございました」と写真付きで、感謝の言葉を並べている。

 ゆくゆくは自民党からの〝政界復帰〟もささやかれている山尾氏。しばらく〝外〟から政治に関わっていくようだ。

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