韓国で映画007新作〝旭日旗問題〟がぼっ発

2021年10月06日 15時07分

前作「スペクター」に続き007新作で最後の主演を果たすダニエル・クレイグ(ロイター)
前作「スペクター」に続き007新作で最後の主演を果たすダニエル・クレイグ(ロイター)

 映画「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」で旭日旗が使用されているとして韓国で大きな波紋を呼んでいる。

 旭日旗を巡ってはこれまでサッカーの国際試合でたびたび騒動になったほか、東京五輪でもその使用を韓国側が問題視するなど日韓の間で火種となってきた。

 そうした中、今度は世界的人気を誇る007シリーズの新作で旭日旗問題がぼっ発した。

 韓国メディア「テンアジア」は「007に旭日旗が登場した。とんでもない和風賛美だ」と問題提起した。

 同メディアによると、今回の映画には日本をオマージュしたシーンが多く盛り込まれているといい、その理由としてキャリー・フクナガ監督が日系米国人であることを指摘。さらに「映画には旭日旗を思わせる衣装も登場する。調理するときに身につけるエプロンのデザインは旭日旗を連想させるし、日本代表という漢字までプリントされている」と糾弾した。

 この作品は韓国で世界初公開されたにもかかわらず〝日本びいき〟の内容であると同国内では批判の声が噴出。「007は韓国映画ではないが、韓国でも熱烈な愛と応援を受けてきた作品である。また今回の作品を韓国で世界初披露したのは、それだけ韓国の観客たちにとっても誇らしかった。しかし日本の風習などが色濃くにじんでいる点は、韓国と日本の特殊な関係のために不快感を感じる。日本軍国主義の象徴である旭日旗まで〝動員〟された事実は、洋画であっても見落として進むことはできない部分だ」と同メディアは痛烈に批判した。

 そして「それが日本に対する優越感を強調した007が残念な理由だ」とバッサリ切り捨てた。

 世界中でファンが多い人気作品だけに、今後波紋が広がりそうだ。

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