飲酒転落だけじゃない!テレ朝の〝ユルユル〟コロナ対策を有名タレントが証言

2021年08月11日 05時15分

テレビ朝日の外観
テレビ朝日の外観

 ダブルスタンダードだ! テレビ朝日の東京五輪番組スタッフ10人が打ち上げの飲み会をカラオケ店で開いたことが10日、明らかになった。テレビ各局が緊急事態宣言下の飲み会は控えるよう報道する中、自分たちが〝自粛破り〟したことがバレた格好だ。あり得ない失態に、有名女性タレントも同局の〝ユルユルコロナ対策〟を暴露するなど、バッシングの嵐が吹き荒れている。

「ビルの窓から人が落っこちたんだけど」

 目撃者が110番通報したのは、9日午前4時ごろだった。

 テレ朝の発表や警視庁、複数の関係者の話を総合すると、テレ朝の東京五輪番組スタッフ10人は閉会式があった8日夜~9日明け方まで、東京・渋谷のカラオケ店で打ち上げを開催。その1人の20代女性局員が酒に酔い、同店2階の窓から転落したという。

「五輪が終わった高揚感から気分がハジけ、自ら窓から〝ダイブ〟したとの仰天情報もありますが、詳細は不明です」(テレビ局関係者)

 女性局員は左足を骨折するなどの重傷。都内の病院に救急搬送され、入院している。10人は、当該局員を含むスポーツ局局員6人と局外スタッフ4人。

 テレ朝は「当社では従前より、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から宴席等を禁ずる社内ルールを設け、その遵守を徹底してまいりました。しかしこの度、不要不急の外出等の自粛を呼びかける立場にありながら著しく自覚を欠く行動があったことは大変遺憾であり、深く反省しています」との声明を発表して謝罪。SNS上では案の定、「ダブルスタンダード!」などと激しく批判されている。

 もっとも、テレ朝のこういった姿勢は今に始まったことではない。例えば、朝の情報番組「羽鳥慎一モーニングショー」は五輪開幕前からコメンテーターの同局局員・玉川徹氏をはじめ五輪に否定的だったが、開幕が近づいた後は手のひら返しで好意的に取り上げ、SNS上で疑問視された。

 ダブルスタンダードはほかにもある。ある有名女性タレントはこう憤った。

「番組に出させていただいて思うことはあります。カメラが回っている時はアクリル板とアクリル板の間に立つようスタッフさんに言われますが、回っていない時は出演者の方やスタッフさんたちはフツーにワーワーとしゃべっているなと」

 対策が徹底されず、ユルユルなようだ。

「結局、視聴者に対する忖度でしかない。対策はやってるよ、と。視聴者からクレームがこないようにしているだけです」

 今回の騒ぎがテレ朝だったのもポイントだ。

 5日配信のデイリー新潮によれば、東京五輪では、NHKを除く民放各局が一日一日の中継権をめぐってあらかじめクジをして、当たった局がほぼ独占放送する体制になった。その恩恵にあずかったのがテレ朝だった。

 金メダルを獲得した柔道や競泳などを中継し、世帯視聴率20%超を連発(関東地区、ビデオリサーチ調べ)。五輪期間中の民放の視聴率争いでトップを独走した。

「五輪に批判的な番組が多かったテレ朝も狂喜乱舞したそうです。これで五輪番組スタッフ10人は調子に乗り、カラオケ店に繰り出したといわれています。浅はかというか」(前出関係者)

 テレ朝局員によると、「局上層部が恐れているのは、10人の中から新型コロナの感染者が出ること」だという。

 元TBSアナウンサーでフリーの吉川美代子アナはこの日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」で、一連の騒ぎについて「言っちゃいけないけど、バカですねとしか言いようがない」と斬り捨てた。

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