脳科学者の茂木健一郎氏(58)が21日、ツイッターを更新。今年夏に開催予定の東京五輪・パラリンピックの観客受け入れ問題について新たな提案を行った。

 東京オリンピック・パラリンピックの大会組織委員会と政府や東京都、国際オリンピック委員会(IOC)、国際パラリンピック委員会(IPC)の5者会談が20日に行われ、海外からの観客の受け入れを断念する方針となった。

 茂木氏は「東京オリンピックが外国からのお客さんなしで開催されることに」と前置きしたうえで「ぜひ考えたいのは、もし観客が入れるのならば、日本の観客で、分担して、それぞれの国を国旗を振って応援する工夫をすること」と独自の見解を語った。

 さらに「あるいは日本在住のそれぞれの国出身の方を少人数でもご招待したい。いろいろできることはあるはず」と訴えた。

 これにフォロワーからは「素晴らしいアイデアだと思います!」「日本国民の思いやり、やさしさを表現したいですね」などと称賛する声が寄せられていた。