落語家の立川談四楼(69)が5日、戦没者の遺骨が眠った土での埋め立てを、ツイッターで痛烈に批判した。

 米軍普天間飛行場の名護市辺野古沿岸部への移設に伴い、防衛省は沖縄本島南部からの埋め立て用土砂の採取を検討している。沖縄本島南部は太平洋戦争末期の沖縄戦で激戦地となり、今なお犠牲になった住民らの遺骨が土の中に眠っているため、批判の声が上がっている。

 談四楼は「辺野古基地反対は県民投票で結果が出ている。政府はこれを踏みにじり建設を強行しているが、ついに沖縄南部の土を埋め立てに使うと言い出した。そこには地上戦で散った軍民の遺骨が多く眠っている」と指摘。続けて「未収集の遺骨は2000柱と言われるが、よくそんな鬼畜の発想が出たものだ。どこまで沖縄を足蹴にするのか」と怒りをあらわにした。