芸能界引退の成宮寛貴氏を独占キャッチ! 4年ぶりの日本で答えた「俳優復帰の可能性」

2021年03月02日 05時15分

取材に応じた平宮博重氏

 2016年に芸能界を電撃引退した元俳優・成宮寛貴氏(38)の引退後、初めての独占インタビューに成功した。現在は本名の「平宮博重(なりみやひろしげ)」としてアパレルなど、さまざまなプロダクトのディレクションに携わっている。芸能界を去って約4年の月日を経て「自分らしさを通して生きてこれたことで、自分のことが本当に好きになれた。今後、表現のカタチを変え、良いサプライズをしていけたら」と語った。


 平宮氏を独占キャッチしたのは、先月17日。東京・原宿でポップアップストアを開催、これまでオンラインでしか購入できなかった平宮氏がディレクションするブランド「HN Product」のアパレルやアクセサリー、バスソルトといったプロダクトなどが店頭に並んだ。自身がデザインしたブランドのトップスを着た平宮氏は自ら接客。気さくにファンとの記念撮影にも応じ、久しぶりの〝再会〟に感極まって涙を流すファンの姿も見られた。

 引退後はインドネシアに渡り、現在はヨーロッパで暮らしている。約4年ぶりの日本帰国となる。「プロダクトチームのスタッフに一度も会わずにリモートで仕事をしていたので、このタイミングであいさつを兼ねて帰国しました」

 ポップアップストアの会場となったのは、平宮氏と親交がある有名アパレルショップのオーナーの店だった。その店が閉店する前に、その跡地で期間限定で開催した。

 コロナ禍という状況で開催したので、来店者には消毒スプレーとマスクをプレゼント。整理券は自ら作成し、入場者を制限して細心の注意を払った。

「このお店のオーナーにすごいお世話になりました。自分の友達は芸能界を辞めても、いつも応援してくれて、そういう仲間がいることは僕の一番の財産で、大切にしたいと思いました」

 平宮氏がディレクションするにあたって、最も大切にしているコンセプトは「GIFT」。手に取ったお客さんはもちろん、生産者や関わる全ての人が幸せになれるよう、生産過程からこだわったプロダクトが並んでいる。

「僕の人生感、経験がデザインに反映されています。マグカップの内側には人生で初めてキャンバスに描いたバラの絵がプリントされています。(販売していた)ルームウェアは、コロナ禍での家の時間を快適にすごしてもらいたくて始めました。昨年から引き続き暗いニュースが多いので、コロナというものをファッションでポップに表現できたらと思って、コロナは完璧なぶっ壊し屋という意味で、“Perfect disaster”と書かれたルームウェアを作りました」

 平宮氏が芸能界を引退するキッカケになったのは、一部週刊誌での薬物疑惑報道。

「いろいろとご心配をおかけしました。海外に行って、強くなって帰ってきました。僕は俳優として表現をすることしかしてこなかったので、プロダクトを通して新しい角度での表現の形を見てもらえたら幸いです。向こうにいる時、生活が苦しい時もあり、そういう経験を改めてしたことにより自分自身を見直す良い機会になった。そこで改めて素直に自分のことが好きになれました。これからいろいろなプロジェクトを仕掛けていくので、応援してほしいです」と笑顔で前を見据えた。

 引退してから何度も俳優復帰報道があった。平宮氏は「本当にいろいろなことを乗り越えた自分がいるので、今ならいい俳優になれると思う」とおどけて話したが、「今は全く考えていません」と否定した。

 俳優で成功するという、多くの人が挑んでは失敗する高い山を登り切った。現在はディレクターとして成功するという別の高い山を登っている最中だ。

「今の仕事で自分の目指すゴールまで行きたい。例えば、自分のプロダクトのバスソルトをホテルのアメニティーとして卸させてもらったりとか。この業界でトロフィーをつかみ取りたい」

 平宮氏は新たな目標に向かって、自分の選んだ道を突き進んでいる。


 ☆なりみや・ひろしげ 1982年9月14日生まれ。成宮寛貴として2000年に俳優デビュー。数々の人気ドラマ、映画に出演し、一躍人気俳優となった。12年からはドラマ「相棒」(テレビ朝日)に3代目相棒として出演。16年に電撃引退し、現在はHN Productのディレクターを務めている。

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