居酒屋経営の元阪神投手・川尻哲郎氏「政府に期待するより虎が勝つのが一番」

2021年02月03日 11時30分

タイガースの優勝に期待を寄せる川尻氏

 飲食業界の救世主はタイガースやでぇ!――。終息の気配が見えない新型コロナウイルス。緊急事態宣言発令中の11都府県のうち栃木県のみ現行期限の7日で解除し、10都府県は3月7日まで延長する。延長となれば、さらなる苦境に立たされるのが飲食業界。そんな中、元阪神タイガース投手の川尻哲郎氏(52)がオーナーを務める東京都内の「虎戦士居酒屋 虎尻」が移転した。昨年12月にオープンしたばかりだったのに…。川尻氏に話を聞いてみた。

 時短営業に加え、飲食店経営者を悩ませているのが、店舗の賃料だ。都心の駅から近い好立地の店舗ほど、高額な貸料が経営を圧迫することになる。「虎尻」も、サラリーマンの街・新橋駅から徒歩数分の好立地に店舗を構えており、例外ではなかったのだろう。新橋内で元の店から約200メートルほど離れた場所に移転した。時短営業しながらも頑張っているという。

 ――賃料が払えなくなったんですか

 川尻氏 なんでやねん、シバくぞ(笑い)。まぁ、東スポが失礼なのは昔からやけどな。移転はキャパの問題。オープンしてお客さんの入りを見て、シーズンが始まったら、このキャパじゃ無理やなと。うちのOBの方を呼んでイベントをやってて、こちらにもお客さんが会いに来てくれるからな。逆に(賃料は)高くなってんねん。

 ――コロナの影響は 

 川尻氏 オープンしてからは関西方面からも会いに来てくれたり、順調やったけど緊急事態宣言が出て、お客さんはガクッと。やけど、たまたま近くに、空き物件が見つかってラッキーやったわ。1日に「虎戦士PRESENTS TIGER STADIUM」(東京港区新橋3―11―9烏森通りビル5F)としてリニューアルしたんや。宣伝しといて。

 ――モットーであるピンチをチャンスに変えてみせた

 川尻氏 そんな感じや(笑い)。

 ――政府に期待することは

 川尻氏 うーん、こればっかりはしゃーないしな。それよりもタイガースやろ。(身を乗り出し)そこは、(売り上げに)かなり影響してくると思うねん。ファンの方に喜んでもらうには、タイガースが勝つのが一番やん。

 ――注目する選手は

 川尻氏 大山(悠輔)やね。去年ある程度開花して自信になったと思うけど、それを続けられるかが大切。ほかにも藤浪(晋太郎)とか、いっぱいおるよ。

 ――ドラ1ルーキーの佐藤(輝明)は

 川尻氏 思い切りしっかり振れるいい選手なんで楽しみやね。そやけど、そんなに簡単じゃないと思うよ。

 ――タイガースは優勝できそうか

 川尻氏 優勝してもらわんと困るわ。これだけの戦力が整えられたんやで。2005年以来、遠ざかっている優勝に向かって頑張ってほしいな。そうや、楽天にマー君(田中将大)も帰ってくるし。日本シリーズは、ワシの古巣のタイガース対楽天で決まりやろ! そん時は東スポにも1杯ぐらいおごったるわぁ。忙しいから、ほなな。