酒を飲んでバイクを運転したとして、道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで逮捕された元TOKIOの山口達也容疑者(48)。かつて〝断酒〟を宣言していたが、事故を起こし、逮捕されたのはまさかの午前中。やはりアルコールへの依存から回復できていなかったということを自ら証明してしまった。

 大型バイクを運転していた山口容疑者は22日の午前9時半ごろ、信号待ちをしていた乗用車に追突。乗用車を運転していた男性の110番で駆け付けた警察官が検査したところ、呼気1リットルあたり0・7ミリグラムものアルコールが検出され、午前10時半ごろに現行犯逮捕された。酒気帯び運転の基準である0・15ミリグラムを大幅に超える数値で、かなりの酒量と言えるだろう。

 2年前には酒に酔った末に強制わいせつ事件で書類送検(不起訴)され、謝罪会見では「今後は絶対に飲まないと決めています」と誓っていたにもかかわらず、再び酒で事件を起こしてしまった。

 しかも重大さを感じさせられるのが、事件を起こした時間だ。「現時点ではまだ夜通し飲んでいたのか、朝から飲み始めたのかは分かっていませんが、どちらにせよ午前中にこれだけ酔っているというのは明らかにヤバイ。2年前はアルコール依存症などと言われたが、今も全く変わっていないということが如実になった」(芸能関係者)

 くしくも事件を起こした前日9月21日は、TOKIOが「LOVE YOU ONLY」でCDデビューした日。その翌日にメンバー、ファンを裏切るとは記念日を忘れていたのか、それとも思い出にふけるあまり酒が進んでしまったのか…。