河野太郎防衛相が自衛隊機がUFOに遭遇した場合の「対処方針」をまもなく発表すると明かした。先月の日米防衛相会談で、エスパー国防長官とUFOについて話題になり、自衛隊と米軍で連携していくことで一致したという。

 河野防衛相は9日、自身のツイッターで、このことを報じたテレビ朝日のニュースを引用し「〝UFO〟への対処方針 河野大臣『まもなくです』(テレビ朝日系)」とツイートした。

 米国防総省は4月に「謎の空中現象」として3種類のUFOの映像を公開し、世界中で話題になった。同じ映像を米海軍は昨年、「UAP(未確認航空現象)」と名付け公開し、パイロットによる報告手順などを定め、情報収集を続けている。

 米海軍から米国防総省、そして自衛隊…あくまでエイリアンの乗り物と認めたわけでなく、未確認の飛行物体としてのUFOという認識は崩していないが、UFOへの対応がこれまでとは変わってきている。

 UFO研究家の竹本良氏はこう興奮する。
「自衛隊機がUFOに遭遇した場合の撮影や報告の手順に、対する対処方針を近く決定する! ん? 夢見てるのかな? この話をUFO問題に真摯に取り組んだ先人たち、荒井欣一先生や高梨純一先生、あるいは三島由紀夫先生らにお伝えしたいものです。日本、いや世界のUFO史にとっても画期的なニュースです」

 日本の高度科学技術が役立ち、UFO解明に一歩近づくというわけだ。
「米国はUFO問題にはフーファイター(幽霊爆撃機)と呼んでいた第二次世界大戦中から取り組んでおり、80年もの情報蓄積があります。その米国と日本が連携して、UFO問題に取り組むことは、心強いばかりか、これで日米同盟の本来の仕事がようやく始まったと言えるのではないでしょうか? 米国も単独で判断してきたために多くのあやまちを繰り返してきたのですから」と竹本氏。

 地球人類の平和のために日米が連携するとしたら、胸が熱くなる。竹本氏は「開国ならぬ開星時代に突入してもらいたいです!」と話している。