映画監督の森達也氏(64)が8日、ツイッターを更新し、覚醒剤を取り巻く現状を嘆いた。

 森氏は「伊勢谷友介容疑者を庇うつもりはないが」と前置きして、「相模原事件の法廷で植松聖の友人たちは大麻を常用していたことを証言しているのに、なぜかまったくお咎めなしだった」やまゆり園事件を引き合いに出し、〝差異〟を指摘した。

 伊勢谷容疑者の取り調べはこれから本格化するが、森氏は「このアンフェアさや大麻取締法の矛盾について、なぜメディアは問題提起しないのか」報道の在り方に提言した。