〝ブラポスター〟ゆづか姫が印西市長選に出馬 その裏でN国・立花党首は選挙戦から〝勇退〟

2020年07月11日 06時15分

印西市市長選の出馬を表明した新藤氏。奥は立花氏

 立花氏が第一線から撤退?

 NHKから国民を守る党は10日、千葉・印西市長選(12日告示、19日投開票)に〝ゆづか姫〟こと新藤加菜氏(27)の擁立を正式発表した。当初は立花孝志党首(52)自身が立候補を模索していたが、辞退。今後も選挙戦から退くというのだが…。

 N国がまた奇策に出た。印西市長選では、粟飯原美佳氏(24)の擁立を表明しているが、25歳未満で、被選挙権はない。告示日に届け出るが、不受理となる公算が大きい。

 立花氏は「(被選挙権がなくても)公職に立候補する権利はあるのにおそらく受理されない。これは若者への迫害で、印西市だけの問題ではなく、国全体の問題。被選挙権の年齢引き下げと併せて、訴えていきたい。粟飯原の立候補が受理されなかったら新藤を出します」と話し、事実上、新藤氏が立候補する見込みだ。

 新藤氏は東京・北区都議補選でアベノマスクブラのポスターで物議を醸したが、今回は「若者の声を代弁したい」とブラポスターも封印する。

 同市長選は現職の板倉正直氏(73)との一騎打ちになる見通しで「73歳VS27歳」の46歳差の対立軸で打ち出したいという。

 新藤氏擁立の裏で立花氏は「今後は選挙に出ない」とポツリ。「少数派=若者の声を政治の場に届けていきたい」と掲げただけに、52歳の立花氏が早くも世代交代かと思わせたが、NHK問題への対策に本腰を入れる関係から当面、選挙への立候補を見合わせる考えという。党首の座もそのまま変わらない。

 それどころか、議員経験がない新藤氏が当選した暁には、立花氏が副市長としてサポートを約束。さらに「立候補はしないけど、政見放送は出られるからね。まあ3年後の港区議選には出たいかな」(立花氏)。

 N国の〝奇策〟は予測不可能だ。