大人版AKBことアイドルグループ「SDN48」の元メンバー・光上せあら(32)が5日、公式ブログを更新。「婚前契約書」の存在を明かした。

 芸能界引退から4年。アイドル戦国時代の競争に敗れて、路上ライブのわずかな稼ぎで糊口をしのいでいたが、食品商社にOLとして就職すると秘められた才能を発揮。13億円の売り上げを叩き出し、ついには独立して会社を立ち上げるまでにのしあがった。

 昨夏に晴れて結婚。今年4月には第1子妊娠を発表し、現在は出産を控えている。結婚にあたっては、弁護士と相談のうえ「所詮男と女 赤の他人である事は変わりないので(悲観ではなく)うちは結婚前に婚前契約書を作りました」という。

 これまでケンカが多かったという光上が、初めて出会った穏やかな男性が夫だった。やっとつかんだ幸せが続くことが何よりだが、仮に最悪の事態になっても、かけがえのないパートナーともめたくはない。契約書は、愛する人といつまでも仲良くいたいという愛情の裏返しでもある。

 光上は「そこには浮気したらこう!という私たっての希望の取り決めがいくつかあります。わはは! 私は子供を産んで毎日きれいな格好ではいられないと思うし、歳もとるし、そりゃー若い女の子にいきたくなるよね ま、いったらこうなるよ?みたいな内容ですが、私にももちろん課せられてますよ ま、私は若い男にはさらさら興味ないけど 堅苦しいようにみえますが、これがあるおかげとまではいかないけど、意識は本当にかわる!!」と、契約書の効果を強調した。

 結婚前に契約書を交わす習慣は海外では当たり前で、日本でも最近増えているのだという。光上は中国出身。タフな芸能界でもまれ、借金を抱えた身から実業界で一発逆転を果たした。その過程で、常に最悪の事態を想定して準備する姿勢が身についたのかもしれない。