現在はユーチューバーとして活動している「雨上がり決死隊」の宮迫博之(50)が21日、自身のチャンネル「宮迫ですッ!【宮迫博之】」で「【男気2000万円】串カツ田中が全店舗、串カツ宮迫に変わります」と題した動画を公開した。

 宮迫は8日公開の動画で、コロナ禍の外出自粛の影響を受ける(株)串カツ田中ホールディングス代表取締役社長の貫啓二氏から「1か月2000万円のネーミングライツ」を持ちかけられ「…なんとか、もうしばらく頑張って、行けるかなと思ったら『串カツ宮迫』GOしましょう」と同意。直後にツイッターで「串カツ好きやし、飲食業界大変やし、僕なりにできる事、やってみる事にしました! これがきっかけに動ける人は動いていって欲しいな! あー、まだドキドキするわー笑 ※保険は解約することになりそうです。。」と動画での発言をフォロー。話題になることを狙いつつも“男気”を見せていた。

 公開された動画は銀行から現金2000万円を引き出す場面からスタート。1000万円の札束2つを手にし「ブロック塀やな」としみじみ。めったにない機会として2人のスタッフと自分の頭をブロック(札束)で叩き笑いを誘った。

 その後、串カツ田中の本社に赴き、貫氏の前で「社長、持ってきましたよ!2000万円」と現金をテーブルに置き「これでネーミングライツ、買わしていただきますわ」と高らかに宣言。ところが貫氏は「クラウドファンディングなんで、振り込みなんです。現金ですか?」と驚きの表情。宮迫は「えーーーー!」と言うばかり。

 貫氏が「クラウドファンディングの会社に振り込んでいただいて…」と仕組みを説明すると再度「えーーーー!」。結局、持参した2000万円を口座に戻し、振り込み手続きを取ることになった。「打ち合わせか何かと思った。まさか現金を持ってくるとは思わなかった」と苦笑する貫氏。「良いことも悪いこともコメントがすごかった。SNSの時代ですし、街中を歩いていて『串カツ宮迫』の社長さんですよねと声をかけられた」と反響のすごさを打ち明けた。

 その後、銀行で振り込みを済ませたことを報告。いつから「串カツ宮迫」がスタートするか詳細は明らかになっていないが、全店で「みやたこ」(都内で宮迫が経営するたこ焼き店)を提供したり限定メニュー投入など飲食業界を盛り上げる企画を検討しているという。宮迫は「串カツ宮迫スタートです」と宣言。「もちろん、串カツ田中も随時よろしくお願いします。お弁当などいろいろやっていますので」と呼びかけた。