テレビ局のプロデューサーが必ず目を通す芸能人NGリストに“異変”が起きているという。4月の最新版に、二階堂ふみ(25)と蒼井優(34)という女優2人の名前が挙がったからだ。お互い実力派女優の共通点はあるものの、NGにするような特段の理由が見当たらず、関係者は首をかしげるばかり。タレントイメージが似ている? はたまたプライベートで過去に男性を奪い合った? さまざまなウワサが飛び交う中、本紙が追跡すると――。

「コロナ禍でロケがままならない時に、共演NGリストが更新されることに意味があるのかわかりませんが、意外な名前が並んでいたので驚きました」
 そう話すのは業界関係者だ。

 先月1日に芸能人共演NGリストのアップデートバージョンが、ドラマやバラエティー番組のプロデューサーに配布された。気になるランキングトップは、男女ともに東出昌大。唐田えりかとの不倫が発覚し、妻で女優の杏と現在離婚協議中とされるが、やはりイメージは悪く、多くの芸能人から共演を拒否されているという。

「共演したら、ロケ現場で気を使うじゃないですか。週刊誌にもいろいろ書かれるし、視聴率だって下がりかねない。ヘタをすれば自分のイメージへの影響もあり得る。NGにされるのも当然でしょう」(同関係者)

 そんな中、多くの関係者をざわつかせたのが、二階堂と蒼井の名前だ。2人とも演技力のある女優として世間的にも支持されているが「共演NGにするほどの理由が見当たらない」と同関係者。そのため、さまざまなウワサが飛び交っている。

 一つはキャラクターかぶり。テレビ関係者は「世代は違いますが、2人ともホンワカした雰囲気だし、ネット上でもそっくりという声は多い。ファッション感覚もなんとなく似てそうですもんね」と話す。

 もう一つは「過去に交際相手がかぶってしまった」という真偽不明のものだ。たしかに2人ともプライベートは奔放とされ、過去に熱愛が報じられたことは一度や二度ではない。それだけに、男性関係がかぶってしまった可能性はあり得る。

「蒼井が過去に浮名を流したのはV6岡田准一、大森南朋、鈴木浩介、堤真一、三浦春馬らです。一方の二階堂はというと、新井浩文、染谷将太、星野源、菅田将暉、カズレーザー…。この中の男性を奪い合ったのか、あるいは発覚していない男性がほかにいるのか。蒼井も二階堂も“魔性の女”の異名を取ったことがあるだけに、リアリティーのある話です」(放送作家)

 男を巡る奪い合いから共演NGとなった、となれば穏やかではないが、2人の共通の知人は「それはフェイクですよ」と真っ向否定する。では、いったい何が共演NGにさせてしまったのか。

「車ですよ。2人とも大、大、大がつく車好きなんです。しかもスポーツカー。もし、出会えば車談議で盛り上がることは間違いありません。それ自体はむしろいいことですが、問題なのは2人が負けず嫌いなところ。最終的にどっちが“車をわかっているか”と言い争うのは必至です。熱くなった揚げ句、万一スピード競走とかされたらたまらない(笑い)。スタッフはそれを恐れているんですよ」(事情通)

 ただ、車に熱中していたのは、過去の話という情報もある。

「蒼井は、南海キャンディーズの山里亮太と結婚してからというもの、ファミリーを意識した車に好みが変わったとか。また二階堂は現在、自動車メーカーのCMに出演しているため、下手なことは絶対にできない。2人が車のことで争うなんてありえませんよ」(芸能プロ関係者)

 男か車か、どっちが共演NGのきっかけなのか真相やいかに。