お笑いコンビ「キングコング」西野亮廣(39)が、お笑い新時代の先駆者になる!?

 吉本興業とKDDIは23日に、次世代高速通信サービス「5G」を活用した、新たなエンタメ体験を共同で推進していくことを発表した。

 具体的には、吉本興業の芸人によるお笑いコンテンツと、KDDIの持つ顧客基盤やテクノロジーを組み合わせて、両社主催のイベントやお笑い興行を行う。

 東京・渋谷区のヨシモト∞ホールと、イベント・コワーキングスペース「Laugh Out(ラフ・アウト)」を“お笑い研究所”として発信拠点にして、5G時代の「オモロイほうの未来」の実現を目指すという。そのアンバサダーに選ばれたのが西野だ。

 ネットに詳しい関係者は「西野はお笑い芸人の中でも、早くからネットビジネスに参入して成功しています。オンラインサロンの会員数は3万人以上。年収は6~7億円に上るとみられます。今回のアンバサダー就任はまさに適任と言えるでしょう」と話す。

 もともと西野の才能に目を付けていたのは、吉本興業の大崎洋会長だという。お笑い関係者が明かす。

「西野は大崎会長とちょくちょく食事をする間柄。そこでさまざまなアイデアを提案するそうです。今回のプロジェクトが西野の発案かどうかは定かでありませんが、大崎会長はその才能をべた褒めしているんですよ。最近は相方の梶原雄太もユーチューバーとして成功していますし、キングコングは吉本興業の中で、面白い立ち位置にいますね」

 この日、KDDIは5Gサービスを26日からスタートすることも発表した。テクノロジーの進化によって、西野の発想力がどこまでお笑いの可能性を広げるか注目だ。