のん「朝ドラ女優」復帰?NHKに根強い待望論

2020年03月12日 11時00分

のんとNHKがドラマでタッグを組む日は来るのか

 所属事務所との独立騒動以降、テレビドラマから姿を消している女優・のん(26=本名で旧芸名は能年玲奈)が、10日放送のNHK「あさイチ」に生出演した。ネット上では衰えぬかわいらしさや透明感に、好意的な声があふれる一方で「やっぱり朝ドラで見たい」などと女優としての姿を熱望する声も根強い。NHK内も同様で、地道な貢献が実を結ぶかに注目が集まっている。

 11日で東日本大震災から9年。のんは、自身の代表作である連続テレビ小説「あまちゃん」(2013年)の舞台となった岩手・久慈の味を紹介したり、東北への思いを明かした。

「あまちゃん」以降も久慈を定期的に訪れているといい「本当にお世話になった場所。第二の故郷と思っています」と感謝。大震災から9年が経過したが「大切な街だと思っているので、これからも東北に行きたいと思っています」と語った。

 芸能関係者は「今回の出演でネット上は好意的な声があふれ、旧芸名の『能年玲奈』がツイッターで日本のトレンド入りした。この日に限らず、のんに改名した後『あさイチ』にはゲストやVTRで出演しており、番組とは縁が深い。ただ、ファンからは『やっぱり朝ドラなどで見たい』と、女優としての姿を待望する声が出ていた。それは『あまちゃん』出演時の旧芸名がトレンド入りしたことからも分かる」と指摘する。

 のんは、11日午後7時から放送されるNHK「ニュース7」の1時間拡大版にも生出演。26日に福島で始まる東京五輪の国内聖火リレーでは、岩手県内を走るランナーも務めるだけに、被災地への思いを明かした。

「のんといえば『あまちゃん』と同じく、宮藤官九郎が脚本を手掛けた昨年の大河ドラマ『いだてん』への出演が何度となく報じられた。宮藤やNHKサイドとは実際に話し合いもしていたが、いまだ解決していない独立騒動が尾を引いており、実現しなかった。ただ、『あまちゃん』フィーバーを体感しているNHK局員の中には『番組出演を重ねればいつかはドラマにも…』と、のん待望論が根強くある」(NHK関係者)

「あまちゃん」は、宮藤の小気味良い物語進行と、のん演じる天野アキのキャラクターが見事にマッチ。回を重ねるごとに視聴率はグングン伸び、アキが驚いたときの「じぇじぇじぇ」は、その年の流行語大賞にも選ばれた。

「NHKにとって、のんは大功労者なのです。しかも被災地を元気づける存在であり、本来ならばどんどん出したいところなんですよ」(同関係者)

 のんは昨年12月20日公開のアニメ映画「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」に声優として出演。今月6日に公開された主演映画「星屑の町」では、実に6年ぶりに実写劇場映画にも帰ってきただけに、状況は変わりつつある。

「昨年、公正取引委員会がジャニーズ事務所に対して、退所した稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の3人をテレビ局に出演させないように圧力をかけたと注意したことが明らかになった。最近は3人が少しずつ地上波にも復帰しているし、この流れはのんにも追い風になるのでは?」とは前出の芸能関係者。

 局への貢献度が重要といわれるNHKだけに、地道な出演が実を結ぶ日が来るかもしれない。