初入閣!小泉進次郎氏 女性問題よりも心配される“弱点”

2019年09月12日 11時00分

日本初の“育休大臣”へニンマリ?の進次郎氏

 11日の内閣改造で環境相として初入閣した小泉進次郎衆院議員(38)に、2つの大きな問題が浮上している。8月にフリーアナウンサーの滝川クリステル(41)とのデキちゃった結婚を発表して以降、女性遍歴にまつわる話が噴出。大臣になることで、さらなる醜聞を発掘されかねない。加えて、国民的人気とは裏腹に、永田町の面々からの嫉妬に悩む進次郎氏には“上から目線”という欠点がある。過去には“美人すぎる市議”を激怒させたこともあり、大臣として会見の機会が増えることで、失言が心配されている。

 入閣見送りの報道が相次ぐなか、10日夕に一転して入閣が決まった進次郎氏。当選4回で派閥には所属せず、過去には復興政務官、党筆頭副幹事長を務め、直近では党厚生労働部会長として経験を積んでいた。38歳での入閣は34歳での小渕優子氏(2008年)、37歳での野田聖子氏(1998年)に続く若さとなる。安倍晋三首相の組閣テーマ「安定と挑戦」の挑戦を象徴する登用となる。デキ婚に初入閣とおめでたいこと続きだが、実は良い話ばかりではない。

 結婚を発表した途端に“女子アナ好き”という裏の顔を週刊誌に暴露され、キー局女子アナらに二股をかけたとか、NHK女子アナを捨てたとか、下半身事情が明らかになっていた。大臣になることでさらなる醜聞が続きかねない。

 永田町関係者は「すでにネタが用意されている心配もある。一番ダメージになるタイミングで報じることを週刊誌はよくやるでしょう」と指摘。

 一方、同僚の自民党議員が「入閣にあたっては、女性問題は考慮されなかったのではないか。議員たちはスキャンダルを世間ほど意識していません。フェイクニュースもあるんで」と語るように、問題視しない声もある。

 だが、進次郎氏には女性問題よりも心配される“弱点”がある。それは性格だ。

 世論調査で次の首相にふさわしい人物として1位になったこともあるが、永田町の評判は決して芳しいものではない。首相経験者の息子でイケメン、おまけに弁が立ち“与党内野党”として自民党に苦言を呈するなど、国民にウケの良い発言をして喝采を浴びる姿は、嫉妬もされ、身内に嫌われがちだ。

 前出の同僚議員は「進次郎氏の政策がどうこうよりも、ひがみなのか進次郎氏を敵視している人がいる。進次郎氏の前ではニコニコしているのに裏では違う。身内に足を引っ張られてしまいかねない」と男の嫉妬を心配している。

 嫌われる根源は「ナチュラルな上から目線の性格」と分析するのは別の永田町関係者だ。妻の滝クリはフジテレビ系列の報道番組「ニュースJAPAN」キャスター時代(2002年10月~09年9月)に、一番美しい角度とされる“斜め45度”で原稿を読み上げて話題を集めたが、夫の進次郎氏は“上から45度目線”で相手に不快感を与えてしまうようだ。

 実は過去にこんなこともあった。

「進次郎氏は初当選のころから上から目線なところがあった。特に印象的だったのが2010年の自民党党大会。進次郎氏は司会を務めましたが、それ以上に注目を集めたのが“美人すぎる市議”で有名だった藤川優里八戸市議の参加でした」

 この時が2人の初対面で、自民党議員らから「2人が付き合ったらフレッシュな自民党をアピールできる」という無責任な発言もあったほど2人のコラボは期待された。2か月後には青森県で自民党の街頭演説会が行われ、進次郎氏と藤川氏が再び一緒になった。

 当時、野党だった自民党としては、若い2人を前面に出すことで、生まれ変わった自民党をアピールしたかったわけだ。だが、舞台裏はピリピリしていた。

「初対面で2人の仲は決裂したというのです。原因は進次郎氏。進次郎氏は『藤川クン、よろしく』とあいさつしたのです。これに藤川氏は内心激怒して『何なんだ、コイツは!?』と嫌悪感を持ったのです」(同)

 国政と市政の違いもあるが、藤川氏は小泉氏よりも1歳年上であるだけでなく、政治家としても先輩。後輩の進次郎氏が上から目線で、クン付けする相手ではなかったのだ。

 8月末の育休取得宣言でも上から目線が垣間見えた。

「お勤めの方と議員では理解を得られる形も変わる。『小泉進次郎の育休』は何が良い形か、いろんなアイデアを聞きたい」と話した。男性の国会議員の育休といえば、宮崎謙介元自民党衆院議員が思い出されるが、宮崎氏の妻、金子恵美元衆院議員は、テレビ番組で「“進次郎型”って言っちゃうあたりがアウト」と指摘。

 大臣となれば、会見や委員会で話す機会が多いだけにこうした“ビッグ発言”での失言には気を付けた方がよさそうだ。

【育休問題】進次郎氏の初入閣で注目されるのが、宣言通りに育休を本当に取るのかだ。大臣が休んだ場合、副大臣がその職務を代行する。

「官邸内では進次郎氏の育休発言は“入閣拒否”と受け止められていました。それが一転、初入閣となったのは、派閥の功労人事と重なって“進次郎人気”に頼る必要があると判断されたから」と自民党議員。今回の入閣組には安倍晋三首相の側近も多く「守り」の布陣とも言われる。そこで、進次郎氏の起用で新鮮味を出そうというわけだ。

 ただ、安倍首相は進次郎氏の父親の小泉純一郎元首相に官房副長官に任命され、活躍した経緯もあることから「義理と人情の初入閣」(同)という側面もみられる。

 党内では、進次郎氏の育休宣言には反対意見が多い。だが、ニュージーランドのアーダーン首相が昨年、第1子出産で6週間の育休を取得し、世界中で話題になったのを、進次郎氏は参考にするともいわれる。

 自民党関係者は「官邸以上に初入閣を喜んでいるのは進次郎氏本人では。ニュージーランドの首相のように日本初の“育休大臣”として世界のニュースで取り上げられるから。自分中心の、計算されたシナリオにはいつも頭が下がります」と皮肉交じりに語った。