「KinKi Kids」の堂本光一(43)は昨年末、有料会員向けブログやSNSでキンキ恒例の元日東京ドームライブ開催までのゴタゴタを暴露し、大きな波紋を呼んだ。ドームライブは大成功に終わり、冷静になった光一も反省。後悔の念を示しているという。

 今年デビュー25周年のキンキは、デビュー翌年の1998年から24回目(通算60公演=デビュー10周年イベントを含む)の東京ドーム公演を1月1日に行った。グランドピアノの旋律をバックに2人は歌い続けた。会場を訪れたテレビ局関係者は「25周年にかける2人の心意気を見た気がしました。会場のファンも大満足でしたよ」と興奮を隠せない様子だった。

 東京ドーム公演に至るまで、ひと悶着あったことは記憶に新しい。光一は事務所からドームの改修工事のためライブは難しいと言われていたが、その一方で昨年12月30日にジャニーズのグループが総出演する「ジャニーズフェスティバル」の開催が決まったことを、有料会員向けブログで暴露。不信感を募らせたようで、「ん??? 話が違うくないか??と」と投稿した。さらに今度はインスタライブで「キンキも来年で25周年。他のこともいろいろ話している」と意味深なことまで口にした。

 事務所への反旗と取られかねない発言、投稿をしたのも、それだけキンキが元旦ドームライブを大事にしてきたからだ。それはファンも同様で、中には「光一は『よく言った!』と拍手喝さいだったファンがいたことも確かです」(前同)

 ドームライブへの思いが強いからこそ出た言動だったが、当の光一本人は公演を終えて反省しきりだったという。「発端となったのは有料会員向けブログ。光一からしたらファンを相手にグチっただけのつもりだったが、外に漏れてここまで大きな騒動になるとは想定していなかった。ジャニフェス、カウントダウンコンサート、そして自分たちのライブと続いて準備で忙しいのに、変なことで騒ぎを起こしてしまい反省し、後悔している」(芸能関係者)

 光一はキンキのメンバーとしてだけではなく、主演ミュージカル「SHOCK」シリーズでは演出も手掛けている。実績は十分だけに、ジャニーズ事務所内で大きな発言力があった。他のタレントならば話しづらいことも、光一なら言える雰囲気があったことは確かだ。それゆえついうっかりグチを漏らしたのだが、ここまでの騒ぎになり、「もう余計なことは外に出さないと決意している」(前同)

 光一はドームライブの1月1日、43回目の誕生日を迎えた。インスタグラムでは「年末年始 ジャニーズフェス カウントダウンコンサート 先程終わったKinKiのLIVE どれもお客様の協力で幸せな時間が流れておりました」とファンに感謝の気持ちをつづった。