ジャニーズ事務所から芸能活動の無期限自粛を通告されたNEWSの手越祐也が「週刊文春」の取材に応じた。

 手越を自粛に追い込んだ文春報道とは、緊急事態宣言下の4月下旬に、元キャバクラ勤務の20代女性を酒席に呼び出したという。このことがきっかけで期間限定ユニット「Twenty★Twenty」の不参加が発表され、その後、5月23日に六本木のラウンジなどに出向く手越を「文春オンライン」が報じ、自粛の発表となった。

 これらの報道に何ら反応を見せてこなかった手越が、今回の文春の直撃には「報道には言いたいこともあるし、事実と違うことがたくさんある」などと反論した。今後については現在、新型コロナウイルスの影響で中止となっているNEWSのツアーだけは「やり遂げたい」としている。

 今回の直撃では、退所を含めた進退については口を閉ざしたが、ある芸能関係者は「手越の退所は今回の一連の出来事以前の問題とも言われていますし、その流れは変わらないのでは」という。

 手越が退所を考えるようになったのは、昨年7月に事務所のジャニー喜多川社長(享年87)が他界したことが大きいという。というのも、これまで手越が問題を起こしても大目に見られたのは、ジャニーさんらが守ってくれたからだ。

「ジャニーさんが他界し今の体制になってからは、これまで以上にコンプライアンスにうるさくなったことは否めません。時代の趨勢でもあったんですが、手越はそれを息苦しく感じていた」(芸能プロ関係者)

 うるさく言われることが苦手な手越は、次第にジャニーズ事務所に所属する意義が見いだせなくなっていったという。今後の去就が注目される。