阪神・平田勝男二軍監督(62)が15日、NPBアワーズに出席し、ファーム日本一達成の〝秘話〟を明かした。
3年ぶり6度目のファーム日本一に輝き、ファーム表彰の〝大トリ〟を務める形で壇上に上がった指揮官は「日頃から選手には『最後まで諦めるな』ということを指導していますが、最終回に鳥越二軍監督率いるロッテに2―0に負けていまして『あぁ~もうダメだな。きょうはもう鳥越監督の勝ちだな』(と思っていた)」とコメント。今年のファーム日本選手権(10月3日・ひなたサンマリンスタジアム宮崎)でイースタン覇者のロッテと対戦した終盤の9回を振り返り、自らの胸の内はまさかの〝試合終了モード〟だったことを打ち明けた。
ところが、その最終回にチームが逆転し栄冠に輝いた。「諦めかけていたところ、3点をとって逆転。それで日本一になりました。やはりですね、僕ら(指導者が)諦めるなって(日頃)言っている割りに私が諦めていた。これを選手たちに『勝負事は諦めたらダメですよ!監督しっかりしてください!』ということを選手たちに教えてもらったファーム選手権だったと思います」。
今季はウエスタン・リーグでも7月30日から9月15日までファーム新記録となる18連勝を飾るなど勝負強さも際立っていた。指導者歴20年を超える名伯楽は最後まで繰り返すようにファーム日本一を成し遂げた若虎へ感謝の言葉を口にしていた。












