日本ハムの「ビッグボス」新庄剛志監督(49)が「かわいい」と言ってはばからないファイターズの選手に対する言葉の真意について説明した。

「来年からボクが舵を取りかわいい選手たちと長い船旅に出ます」「来年からヒーローはボクじゃありません。かわいい選手とファンと皆さんと楽しんでいきます」

 30日のファンフェスで、札幌ドームのファンの前に15年ぶりに登場した新庄ビッグボス。ランボルギーニに乗ってド派手に登場したあいさつでも、これまで同様、これから改革していく選手たちを指揮官は「かわいい」と形容していた。 

 その真意を報道陣に尋ねられた新庄監督は「この間、少年野球を教えに教えに行ったんですけど、その子たちの笑顔に似ている顔をしている。それはボクを見て『あっ、本物だ』みたいな感じの顔のかわいさ」と切り出しこう続けた。

「あとはプレーを見ていても、自分が野球をやっていた時の守備に関してはレベルが高かったんで、そのレベルまでは追いついていないから、なんかかわいく見えてるというのはある。それをだんだん、徐々にカッコよく持って行った時は一流選手になっている。でも、それはなかなか難しいこと。ボクは自然にやれていたことだけど、守備に関しては『なんでそれができないの』という状態。それをどうやってオレに近づけさせようというのが毎日の課題」

 ビッグボスの言葉はいちいち奥が深い。