女優・安達祐実(33)が近日中に再婚することが9日、明らかになった。お相手は、初めてセミヌードを披露した昨年9月発売の写真集「私生活」を撮影したことをきっかけに交際がスタートしたカメラマンの桑島智輝氏(35)。かつて“ステージママ”として天才子役を支えた母・安達有里(57)は、本紙の直撃に喜びの声。さらに祐実が結婚のあいさつをした“浅草焼き肉の夜”秘話を独占公開した。

 元夫で「甘~い」の決めゼリフで人気のお笑いコンビ「スピードワゴン」の井戸田潤(41)と離婚して6年弱。ついに祐実の再婚が決まった。所属事務所担当者は「近日にも入籍予定です」と認め、今月中のゴールインを示唆した。


 こんなおめでたい話の報告を母・有里が受けたのは先月のこと。群馬の親族宅に身を寄せる祐実から「今度、浅草に遊びに行くね」と、突然有里を誘う連絡があったという。


 実際に会ったのは今から2~3週間前の10月某日夜。有里の自宅からほど近い東京・浅草の老舗焼き肉店「本とさや」を祐実と桑島氏が訪れ、有里ら家族と会った。スーツ姿だった桑島氏は、有里らに「祐実さんとお付き合いさせていただいています」とあいさつしたという。


「桑島さんとお会いしたのはその時が初めて。緊張されていた感じでした」(有里)


 あいさつの後は、5月の浅草名物「三社祭」で有里が毎年神輿を担いでいる話で大いに盛り上がった。緊張が解けてきたのか桑島氏も「来年は僕も!」と、有里と意気投合。会話が弾む中で、祐実が結婚の意思を口にし始めたという。


「一緒になろうかと思っているんだ」――。娘の言葉に有里は「そうなんだ。おめでとう」と祝福した。


「もう反対する年齢でもないですからね(苦笑)。驚きもなかったですよ。桑島さんとは初対面で結婚の報告になったけど、気にもなりませんでした。マジメな印象を持ちましたから」


 祐実が結婚を伝えたこの焼き肉店「本とさや」は、幼少期から母と何度も一緒に訪れたなじみの店とか。「祐実が生まれた1981年にオープン。有名人のサインが所狭しと飾られている。『家なき子』(日本テレビ系)でブレークし、超多忙を極めた祐実のスタミナ源だった」(芸能関係者)。祐実としては、思い入れのある店で母親に結婚報告をしたかったのかもしれない。


 有里は最近「親戚を2人亡くしていた」ことで落ち込んでいたが、そんな中で娘の結婚は安達家に飛び込んできた明るいニュースだった。近日中に長女(8)、桑島氏とともに都内で新婚生活を始める予定だ。


「早く2人目の孫が見たいというわけじゃないですよ。授かりものだから。今後は淡々と仕事をして、自分の軸さえぶれなければいい」


 また有里は2006年にヘアヌード写真集を出版したが、祐実も現在公開中の主演映画「花宵道中」でヌードに初挑戦している。ヌードの先輩として「アドバイス? していません!」と有里は苦笑するが、公私ともに順調な娘にうれしさいっぱいの様子だった。