キックボクサーから俳優に転身した武田幸三(41)が、主演映画「デスマッチ」(東京・シネマート新宿で公開中)のPRで、東京・江東区の東京スポーツ新聞社を訪れた。

 過去、リングで多くの死闘を繰り広げた武田だけに、見どころは本番さながらの格闘シーンだ。

「格闘技経験者の相手役が『パンチを当ててもいいよ』って言うので俺も『当てていいよ』って言ったんですけど、やっぱり当てられると痛いからカッとなってマジになる。格闘シーンは半分ガチでした」

 撮影のために体を絞り「引退して少し太ったんで、2か月くらい鍛え直して現役時代と同じような体に戻した」という。結果、現役時代に体脂肪率3~4%で“超合筋”と言われた肉体を取り戻した。

 俳優転身のきっかけは、渡辺謙(54)主演の映画「ラストサムライ」で、武田は「男の生き方を表現されていて心を動かされた」。一度だけ渡辺に会ったことがあるが、「『あなたに憧れて役者になりました』って言ったら『人生狂わせちゃったね』」と言われたそう。

 武田が目指すのもハリウッドだ。「そのために英語も学んでいて、日常会話程度はできるようになった。この映画も全編英語ですし。いつかハリウッド映画に出て、渡辺さんとも共演したい」

 夢はもう一つ…。「北野武さんの映画に出たい。リアルな世界を描かれる監督で大好きなんです。できれば『アウトレイジ』に出たい。どんな役でもいいですから」

 現在はあの吉本興業の所属だ。「格闘技も上下関係が厳しいけど、芸人さんはそれ以上。食事に行っても絶対先輩が支払う。格闘技の場合は、年下でもチャンピオンが払いますから」。ただ芸人と食事に行く機会は、あまりないそうで「イカツいから誘いづらいのかな? たまには誘ってほしい」と訴えた。