東京都は23日、新型コロナウイルスの感染者が新たに2447人報告されたと発表した。前日と比べ、入院患者は66人増の4034人となり、初めて4000人を超えた。

 厚生労働省と東京都は23日、改正感染症法に基づき都内の全ての医療機関に対し、新型コロナウイルス患者向けの病床確保と最大限の患者受け入れを要請した。2月の同法成立後、国としての要請は初めて。感染急拡大による病床逼迫を受けた措置だ。

 そんなコロナ禍の東京・銀座の夜のクラブ街では、通常営業どころか、“納涼パーティー”で例年以上に集客しているという。都の時短要請や酒類提供禁止を無視。“見回り隊”は機能していないのか。

 小池百合子都知事は飲食店に対し、酒類を出していないか、きちんと感染防止対策しているか、時短要請を守っているかをチェックする見回り隊の体制強化を命じている。

 しかし、あるクラブ責任者は「飲食店では会食時もマスク着用なんですが、見回り隊は店に入って来ませんから、お客とホステスが会話している時のマスク着用もチェックしない。都の職員の見回り隊は営業前に来て、コロナの安全対策のチェックをして、問題がなければチェックシートを張って帰るだけ。何のための見回り隊か分かりません」と語る。

 あまりのザルぶりになぜ?と疑問がわく。大箱チェーン店の責任者は「税金だと思いますよ。コロナ禍で客足が激減したことで税金を滞納しているクラブが増えている。銀座のクラブ全体の納税額は、都にも中央区にとっても膨大な額ですからね。摘発して税金が取れなくなったら困る。だから東京都は税収を優先しているという話もありますよ」と明かす。

 また、あるクラブ店長は「2回目のワクチン接種を終えた中高年のお客さんが戻って来てますからね。今週から“納涼パーティー”で集客しているクラブは多いです。そうでもしないと税金を払えませんからね」と言う。

 コロナ感染防止より税金優先なのか?